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足立さんの家

house for adachi

東京都 / 住宅 + はなれ / 木造2階

2025

縁側と食堂のつながり
<縁側と食堂のつながり>

道路よりも高台にあるこの敷地には、もともと古い平屋の家が建っていました。

その平屋には足立さんご家族と3匹の猫と犬が暮らしていて、野良猫も遊びに来ていたそうです。

建て替えるにあたって、いろんなご要望がありましたが、何よりも、

『野良猫たちがまた、遊びに来てくれる様な家にしたい!!!』

というのが一番のご希望でした。

低い道路から見上げる
<低い道路から見上げる>

そして土の地面のたくさん残る植物あふれる場所にしたいとの事でした。

とはいえ設計を進めると、どうしても家が敷地を覆ってしまいます。

そこで地面と接する家の基礎の設計を工夫し、部屋を1mくらい浮かせたり、地続きの縁の下を作ったりという工夫をする事にしました。

地面を残すために浮かせた小屋の下は、動物たちのピロティーのような場所になり、地続き感と共に動物たちの居場所にちょうどいい雨宿りのスペースとなりました。

アプローチと縁側テラス
<アプローチと縁側テラス>

そんな具合に人間の要望よりも、共に暮らす生き物たちの環境を考えながら工夫して設計させて頂いた足立さんの家ですが、完成した家にいるととても居心地良くてビックリします。

もしここで飲み会でも始まったら、帰るのを忘れちゃうんじゃないかなぁ(笑)。

そんな風に人も野良猫たちもつい居ついちゃうような場所になりました。

配置図
駐車スペースからみた外観
<駐車スペースからみた外観>
縁側テラス
<縁側テラス>
畳小上がり。奥はインナーテラスでその奥がお風呂
<畳小上がり。奥はインナーテラスでその奥がお風呂>
足立さんと暮らす動物たち
<足立さんと暮らす動物たち>
1階平面図
台所からテラスを見返す。猫や犬が脱走しないように考えたルーバー状の網戸
<台所からテラスを見返す。猫や犬が脱走しないように考えたルーバー状の網戸>
畳コーナーから縁側、庭をみる
<畳コーナーから縁側、庭をみる>
左はインナーテラス、右は玄関
<左はインナーテラス、右は玄関>
奥にみえるのは少し浮いたはなれ
<奥にみえるのは少し浮いたはなれ>
左は洗面、右は浴室
<左は洗面、右は浴室>
左は2階への階段。右は2階
<左は2階への階段。右は2階>
2階平面図
<洗面室とサンルーム>
2階の書斎
<2階の書斎>
左は書斎、中央は屋根にでられる畳コーナー。右は子供室
<左は書斎、中央は屋根にでられる畳コーナー。右は子供室>
左は子供室から。右は階段の見返し。奥に猫の居場所がある
<左は子供室から。右は階段の見返し。奥に猫の居場所がある>
2階の寝室
<2階の寝室>
1階の縁側に向けたカウンター
<1階の縁側に向けたカウンター>
夕方の様子
<夕方の様子>
ルーバー網戸はスクリーンにもなっている
<ルーバー網戸はスクリーンにもなっている>
はなれの和紙張りは、みんなで行った
<はなれの和紙張りは、みんなで行った>
夜。ルーバー網戸を閉じた状態
<夜。ルーバー網戸を閉じた状態>
夜。解放した状態
<夜。解放した状態>
はなれ。ハタノワタルさんの和紙をみんなで貼った。将来、街とつながった活動に使われる予定
<はなれ。ハタノワタルさんの和紙をみんなで貼った。
将来、街とつながった活動に使われる予定>
食堂とインナーテラス
<食堂とインナーテラス>
足立さんの家
足立さんの家
断面図

敷地面積:183㎡   建築面積:76㎡  延べ床面積:84㎡
構造:円酒構造設計  施工:石和建設 / 協力:平鍛冶 小原歩(特注スチールワーク)、ハタノワタル(和紙製作)、
勝又木材(特殊木材手加工)
photo:傍島利浩(スナップ:西久保毅人)