八ヶ岳の麓に計画したセカンドハウスです。


シンプルなプランですが、半外部の深い下屋根をぐるりと回す事で、

のんびりと自然と対峙できる居場所を作りました。

人間の回遊性とともに、猫穴、窓枠にはぐるりとキャットウォークを巡らし、

ペットと楽しめるセカンドハウスです。

現在では、ドッグランも計画中。

屋根のあるインナーテラス。赤く塗られた木部が周囲の自然を引き立たせます。

玄関を入ったリビングより、森をみたところ。

入り込む光が、キラキラと乱反射するタイルを使用したバスルーム。

朱色のゲストルーム。左手の小さな穴は、猫が吹き抜けに猫が移動するための猫穴です。




















二階のリビング。床の穴も、猫の移動用なのです。

二階の寝室から、吹き抜けと森をみたところ。吹き抜け側に、ぐるりと回した広めの窓枠は、キャットウォークです。


猫も、小さな穴から、家中をくるくる探検することができます。

家の外も、思い思いに好きな場所で、たくさんの人が過ごせるゲストハウスなのです。

　　　
設計協力：遠藤政信　　施工：大三工業 　平鍛冶（特注金物）

photo:西久保毅人