06.01.20 ぐー、について。

 
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沖縄で感動したのは、なんといってもマン
グローブ。満ち引きの激しい川に、水陸両
用の植物が生えています。

 

 



マングローブの根元。
僕はてっきり、根っこかと思っていたら、
呼吸根という枝だそうです。引っ張ると簡
単に抜けました。
これは水没したり、干上がったりという環
境下でも生きながらえるための植物の知恵
が形になったモノ。
建築も場所による必然の形があると思いま
す。







06.0.1.20 ぐー、について。


お猿のあかちゃんの握力はすごいそうです。



なんといっても産まれてすぐから、母ザルの背中に捕まって、移動しないといけません。
振り落とされないように、しっかりと母親につかまるための握力。
その、能力をもって産まれてくるそうです。


人間が猿から進化したかどうかは、知りませんが、
人間の赤ちゃんであるソラは、大抵、手を「ぐー」にしています。
よっぽど、気を抜いている時以外は、大抵「ぐー」です。

しかも、結構、すごい力で「ぐー」にしているので、それを開くのは、結構力がいります。

なので、僕は、暇な時、ソラを見ている時は、「ぐー」を開いて遊びます。
別に、「ぐー」でも、問題はないんですが、気をつけないと、お風呂でも基本的に「ぐー」なので、しばらく洗い忘れると、開いてみたらたくさんのアカやゴミを握りしめてた、なんて笑い話もあるそうです。

そんな事を自分に当てはめて考えてみたら、大人は逆に大抵「ぱー」ですね。

「ぐー」にする時って、寒くてふるえながら街を歩いている時や、なんか我慢している時、あと、戦う構えの時など、力を入れる必要がある時だけです。


そういえば、ソラは、いつもファイティングポーズ。



というか、ひじを曲げて、拳を胸くらいにおいている時が多いみたい。


これは、なんの意味があるのでしょうか??

緊張しているのか?

身を守る、という動物の本能の振る舞いなのか?

それとも、母ザルにしがみつくため?

世の中、謎が多すぎます。。。。。

 


おしまい。                      西久保毅人