05.12.22 でべそ再考。
まさか我が子が、生後2か月にして、「でべそ」になる宿命を背負わされるとは・・・。
なんていうと大げさですけど、最近の数少ない夫婦の話題の中心は、
「ソラのへそについて。」
当たり前ですが、人間はおなかの中にいる時は、母親とヘソ脳で繋がっていて、出産後、それを切った名残がおへそになります。
で、ピッタリは切れないので、少々長めに切っておくのですが、普通は2か月程で役目を終えたあまりの部分は干からびてきて、ある時、ポロッととれます。
これが、みんなのおへその誕生の瞬間。
ノノもリンタロウも、このマニュアル通りにヘソになったため、疑問にも思わなかったのですが、
何だか最近妙に気になるソラのへそ・・・・・。
よーくカンサツしてみると、干からびるどころか、日に日につやつやしているソラのでべそ・・・。
普段は、割とふにゃっとしてるのに、泣いたり、くしゃみしたり、要はハラに力を入れるたびに、
パンパンに膨らむソラのでべそ・・・。
干からびて、なくなるはずのものが、しぼんだり、大きくなったり、何だか生き物のように、
つやつやしています。
ま、まさか、ダブルちんちん・・・・・? 新種・・・・・?
と、下ネタはさておき、
「なんだか、おかしいぞ・・・・。」と最近、真面目に考え始めました。
で、ふと、思い出したのが、うちの弟の事。
そういえば、弟は、小さい時、おへそに5円玉を貼っていて、理由を親に聞くと、
「こうしておくと、でべそが治るのよ。」との事。
大体、想像はつきました。
きっと、くしゃみしたり、泣いたりと、お腹に力が入る瞬間に、腸が、「ぶりっ」とおへそに入る脱腸のような現象では・・・・?
そして、腸にとって、都合のいい緊急避難所となってしまったため、でべそのままなのでは・・・?
という、先進医学的な僕の推理。
ハラさんにいうと、「まさかーっ?。それは、あんたのおしりでしょ。。。。プッ。。。」
「・・・・・・。」
つまらない事に限って、人の記憶に残るものです・・・・・。
さて、という訳で、本日、「でべその謎」を解明すべく、病院につれられたソラちゃん。
結果はやっぱり、僕の推理通りでした。
で、そのままほっておくと、そのうち、お菓子の「パイの実」位になってしまうそうで、
「それは、それで、いなかっぺ大将の風大左エ門みたいで、いいかな?」
ともちょっと思ったのですが、すぐに却下され、直す事になりました。
治療法は、いたって原始的。
やっぱり、昔は、うちの弟みたいに、5円玉をテープで貼って直したそうですが、それだと美しいヘソの曲線にならないようで、今の流行は、「ビー玉作戦」だそうです。
ビー玉の一番大きいヤツをへそに押しつけ、そのままテープで固定。
早ければ、1週間くらいで直る子供もいるらしいです。
大きいビー玉の曲線と重さが、美しいヘソラインを作るのに絶妙だそうで、だから、5円玉で直したうちの弟のへそは、中途半端なでべそだったのかも知れません。
という訳で、今日からうちのソラちゃんのヘソには、ビー玉が埋め込まれており、それはそれで、なかなかの姿です。
世の中、ヘソピアスをしてる女の子は多いですが、へそにビー玉を埋め込んでいる赤ちゃんは、そうはいないでしょう。
しかも、群青色。
やっぱ、やるなら、ビー玉を埋めるくらいにしないとね。ローライズの皆さん。
たぶん来年あたり、荻窪発、全国のファッション市場に、へそピ、ではなく、へそビー 、上陸の予感。
なかなか、いいと思うんですけど。
と、ここまで書いて、
ソラについて、実は全然違う話題を書くつもりが、妙にへそビーで、長くなってしまったので、残りはまた次回にします。
しかし、
子供ネタをリアルに伝えようとすると、何だか品のない僕の文章・・・。
そして、それをいい事に、下ネタ無法地帯と化している我が家・・・。
デパートのお菓子売り場で、ザルに盛られた黒いかりんとうを前に、
「おっ、うんこだ。うんこだ。ママ、うんこ売ってるよ、この店ーっ。ギャー。」
と叫び散らすリンタロウの事も、なんだか可愛く思えてきてしまう、今日この頃です。
おしまい。
現一級建築士 西久保毅人