05.11.02 未知なる小学校。

 
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いやー、天才とはいるものだと思いました。

日曜日に行った「ちひろ美術館」です。
上井草にあります。
周囲の建物にとけ込むように建っている配置計画
の絶妙さ、 街との連続感といい、荒いコンクリー
トの表情と、板金の外壁のプロポーションといい、
天井高の設定の絶妙さ(1950や、2150を巧みに
使用。)といい、手摺りのデザインといい、久々
感激でした。
子供を連れて行きましたが、ホントにいつまでも
のんびり居たくなる建物でした。
設計は、巨匠「内藤廣」氏です。
今では大プロジェクトも手がけられていますが、
非常に繊細な目の行き届いた建物でした。

負けていられません。

05.11.02 未知なる小学校

昨日、ノノを就学前児童検診に連れて行きました。

新一年生が一同に集まり、健康診断とかを受けるのですが、そこでビックリ!

見渡す限り、父親らしきものが一人もいない・・・・。

つまり、僕だけ男でした。
まあ、中には、美人のお母さんもいるので、よりどりみどりで、それはそれでいいんですけど、
実態はこんなものかとビックリしました。

実は、うちの子供達の通っている保育園(特にノノのクラス)は、何かある度に父親が出てくるご家庭が多く、よく何かにつけて集まっては酔っぱらって、くだを巻いています。
もちろん、保育園の送り迎えも、結構父親がやっている事も多いので、それが当たり前のように思っていました。

そういえば、先日、先にお兄ちゃんが小学校に通っているご家庭のお父さんに、

「小学校は、全然父親が出てこないっすよ。つまんないっすよ。西久保さん、早くきてくださいよ。」

と、話だけは聞いていましたが、まさか本当だとは・・・・・。

聞くところによると、
小学校に通う家庭の1/2は、専業主婦のご家庭みたいで、1/4は、パートタイムのお仕事のお母さん、残りの1/4位が、フルで働いているお母さんらしいです。
だから、僕らのような完全共働き家庭は、全体の1/4以下らしいです。

保育園では、逆に、完全共働き100%なので、あんまり気にした事はありませんでしたが、この数字には、結構驚きです。

要は、花の都、大都会東京とはいっても、共働きのご家庭は、少数派、という事なのでしょうか?
よく、アエラなどでも特集があるように、子供をもつお母さんが会社で働き続けるのは、想像以上に大変なのかも知れません。

しかし、それと、父親が出てこないのは、全然関係ない気がしますけど。

それは、ともかく、小学校でも保育園と同じように、新しい家庭のご家族と飲んだくれる事を夢見ていた僕にとっては、ちょっとショックです。

よく、高校生くらいのお子さんを持つご家族が、
「実は、一番大変な赤ちゃんの時から、共働きでつき合ってきた保育園の親仲間の絆が、結局一番つよいのよ。」
とおっしゃっていましたが、 本当にそうかもしれません。


さてさて、個人的な心配事というと、いつも家族で通っている銭湯が、
「小学生の混浴は禁止です。」
と書いてあって、
「ああ、ノノが小学生になったら、一緒に銭湯にも行けないのか・・・・」
と思っているので、あと、半年間、悔いの残らないように、銭湯通いをしようと意気込んでいる今日この頃・・・。



家つくりに関していえば、いい家になる絶対条件は、僕の少ない経験でいうと、

「父親が家庭の事に積極的である事。(もちろん、意気込みだけでもいいんですけど。)」

です。 それは、間違いありません。

だから、ニッポンのお父さん、共に頑張ろうじゃないですか!