05.10.14　今日の一日（出産報告）。

昨晩は、気持ちよく酔っぱらってしまった。

雑誌とテレビから荻窪のＨ邸の取材依頼があり、その打ち合わせで夜Ｈさん宅へ伺いまして、
いつもの通り「ちょっと行きますか？」という事で、近くのイタリアンへ。

だって、昨日助産院に診察にいったハラさんから、「どうやら来週らしいよ。」という報告もあったので、「今日は飲んじゃいますか？」という浮かれ気分で夜風に吹かれました。

空一面をウロコ雲がおおっており、月に照らされた夜空がとっても綺麗な夜でした。

さて、Ｈさんとワインを飲んで、今日は寝るぞーと気もっちよく熟睡。

さて朝方5時頃、ハラさんが「なんだか陣痛みたい。」という声に目が覚めました。

「えっ、来週って言ってたじゃん」

「そうなのよねー」

とお互いに半信半疑のまま、とりあえず、陣痛らしき痛みの感覚を計ると7分置きくらいの感覚で痛みが来はじめました。
助産院に電話すると、それでは来て下さい、との事。
入院の準備をして、タクシーを捕まえに駅前に向かいました。

昨晩の綺麗な雲がそのまんまの形で朝焼けに照らされ、あんまり綺麗なので、走っていくね、の
つもりがしばらく見とれて数分。

タクシーで自宅までもどり、ノノを起こし、リンタロウを抱えて、ちょうど4人で助産院へ到着したのが6時頃だったと思います。

到着すると 助産院では、リンタロウも取り上げてもらった杉山先生と田中さん、北海道から研修にきている学生さんなど数人で手厚く出産までの御世話をしてもらいました。
途中では、マッサージの先生まで駆けつけてくれ、致せり尽くせりの体制で見ていただき、励ましていただいたおかげで、朝10時40分頃、無事第三子誕生致しました。
もちろん、ノノとリンタロウも立ち会い、家族みんなで赤ちゃんを迎える事が出来ました。

あ、男でした。玉付きです。
みんなには、絶対女だ、といわれていましたが。

それからしばらく、へその緒がついたままの赤ちゃんをおなかに乗せて感慨にひたり、へその緒を切って洗ってもらったのが写真の顔です。3800グラムもあったので、随分顔もしっかりしています。僕的には、清原や松坂レベルになるために目指せ4000グラムと密かに考えていたのですが、ちょっと及ばず、まあ良しとしましょう。

また、助産院では、産まれたそばから、畳の部屋で過ごす事ができるのも、なんとも言えない至福の喜びです。
おかげで生まれたての赤ちゃんは、さっそくノノとリンタロウにいじくりまわされ、踏まれ、第3子の試練を受け始めております。
そして、今回は子供達の受け入れ能力の高さにも驚くばかり。
さっそくリンタロウは、「マジレンジャーの中で誰が好き？」と話しかけ、保育園の友達のように
接していますし、ノノはノノで、気分は小さなお母さん。添い寝して世話をしている姿をみていると、
「この調子だとノノが育てて、面倒見てくれそうで、かなり楽かも？それはラッキーっ。」
と話しているところです。


という訳で、皆様に大変ご心配おかけしましたが、何とか無事出産致しました。




さてさて、大仕事を終え、のんびりこれを書いている僕の心配事。

それは、明日が保育園の運動会、という事です。

こればかりは、さすがに想定の範囲外。まさか、まさか・・・。

みんなが寂しい我らが父子家庭に、おいしい手作り弁当を分け与えてくれるのを100％期待して、
僕は安らかに寝るとしましょう。

人という字はですね、、、、、、。

お皿だけは持って行かなくては・・・・・。

おしまい。