05.09.27 両面接道のくらし

 
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05.09.27 両面接道のくらし

先日また、魅力的な敷地と出会いました。両面接道の敷地です。
両面接道、とは、読んで字のごとく敷地の前後が道と接しているという事です。


実は以外と、杉並区には、このような敷地があって、片側は元々水路だったところをアスファルト
舗装して遊歩道みたいになっているケースが多いようです。ですので登記上は未だに「水路」だったりします。
阿佐ヶ谷、荻窪間の住宅地をブラブラしていると、実は結構たくさんこのような道があって、
道の真ん中に滑り台があったり、と不思議な風景。
しかし、以外と両面接道の暮らしにくい部分もあるようで、南面の路地に向かって大きな開口を
とったものの、カーテンを閉めっぱなし、という残念な光景が多いのも事実で、敷地のもつ大らかさをなかなか生かしきれていなくて残念です。

先日、この敷地を購入されたご家族の、現在のお住まいにうかがったのですが、なんとその家も
両面接道の街にありました。
今の状況が気に入って、新しい土地も両面接道にしたとの事でした。

まだまだ計画はこれからですが、小さな敷地の住宅では街をいかに引き込むかがポイントです。
ご家族のプライバシーも守りつつ、街との密接な連続感を感じながら、小さな3人の子供達が
のびのび暮らせる住まいを
実現したいと考えています。