04.11.26 動物にしか興味がない・・・・。


 
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うちの子供のリンタロウ(3才、オス)は、動物にしか興味がありません。

きっかけとして思いだすのは、まだ歩き出す前に動物園で初めて象を見て、それから「ぞう、ぞう」と言い出したのが、
最初のような気がしますが、そんな経験みんなにあるはず、と考えるとよくわかりません。

まあ、いつかは覚めるかな?と想いつつ、そのまま放置して育てています。

1才くらいの時に、たまたま動物のリアルなミニチュアを買ってあげたところ、それがお気に入り、というよりも、
それでしか遊ばなくなり、仕方がないので、なにかおもちゃと言っては、動物の形をしたものを与えていたら、
ものすごい数になってしまっています。




大抵、男の子というのは、2.3才になると電車や車やアバレンジャーなど、必ず乗り物か変身系に夢中になる傾向があるようで、
大抵よその男の子は、いろんな電車の名前を覚えたり、電車を見せてくれ、乗せてくれ、というような要求を親にするみたいですが、
本当にリンタロウは、「動物」オンリーです。
電車とか動物以外で、買ってもらったものは、全てホコリをかぶっています。

そのかわり、動物に関する事への執着心は、異常な程つよく、毎日毎日、動物図鑑をながめているか、動物のミニチュアで遊んでいるか、
のどちらかで、毎日見ているので、結構マニアックな動物の名前や、アフリカ象とインド象の違い等が、日々小さな脳みそに刻まれている
様子です。



ですので、休みになると動物園につれていけ、つれていけ、とここ1年くらい言い続けています。
最近では、動物園にも飽きたのか、アフリカに連れて行け、ジャングルに連れて行け、という始末。(どこか知ってるのかおまえは・・・)

面白いのは、本屋に行くと、文字は読めないけれど、背表紙に象やキリンの小さな絵が書いてあると片っ端から持ってきて、
広げてみる始末。これには結構関心しますが・・・・。

保育園の朝の自転車では、
夏の暑い日には、
「今日は、暑いから動物さんたち、動いてないよねー」(暑い日の動物園は、いつも動物がくたーっと寝ています。)
雨が降ると、
「今日は、雨だから、動物さん達おうちの中だね。」

と、毎日動物の心配ばかりしていますし、

寝言で「ぞうー、ぞうー」と言うのには、笑ってしまいます。
僕は、寝言で女の人の名前を言って怒られましたが・・・・。


保育園でもリンタロウの動物オタクは有名で、周りの大人も面白がって動物の事を聞いたり、将来は象の飼育係ねーとか言うので、
リンタロウの動物オタクは、日々助長され続けています。

先日は、リンタロウの3才の誕生日に遠出して「富士サファリパーク」へ行ってきました。
通常、おりの中にいる動物と人間が逆転して、人間が車というおりの中にいる、という構図がとても面白く、ジュラシックパーク
みたいで、かなり感激しました。
今回は、子供よりも親が面白がってしましました。この施設を作った人は、えらいっ。


さて、めでたく3才になったリンタロウ。相変わらず変わる様子もないので、親としては放っておこうと考えています。
このまま、20才くらいまで、変わらなかったら面白いのに、と思いますが、どうなるでしょう?

しかし、このまま20才になったリンタロウには、果たして社会に受け皿があるのでしょうか?
本当に動物園で働くのがゴールなのか、アフリカへ渡り、動物達と暮らすのがゴールなのか、さっぱり分かりません。



ただ、好きな割に、子犬に近づかれて泣きわめく程の「ビビリ」であるという事だけは、まぎれもない事実、ではありますが・・・。




おわり

(0411.05 にしくぼ)                                                          ホームへ


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