子供の成長の過程で、「進化」と呼べるほどの大きな変化は何でしょう?
僕は、
1.歩けるようになる。
2.しゃべれる様になる。
そして最後は、
3. 泳げる様になる、の3つなのでは 、と最近考えています。
3は、「水が怖くなくなる」と言い換えても良いでしょう。
この3つは、教えてどうこう、というよりも、かなり本人次第の事ですが、どれも、世界が変わる瞬間です。
上の子は、今年で5歳になるのですが、春までは水に顔もつけられませんでした。それ以前に、シャワーの水が顔にかかるだけで泣く子供でした。
まあ、かなり慎重派、というかビビリなので、こんなもんかと特に期待はしていなかったのですが、夏になりある時、
「野々もう保育園のプールでお顔付けたり、潜れるんだよ」との事。
知ってるだけに、「どうせ、鼻までとか、そんなもんでしょ、まさかねえ・・・」とほとんど信用してなかったのですが・・・・。
夏になり、一緒にプールに行ってビックリ。
顔を浸けられるどころか、潜ったり、ちょっと泳いだり結構一人前に水と戯れています。
これには、家族でビックリでした。
実は、保育園で毎日プールの時間に、個人的にスイミングに行っている友達に毎日習っていたのだそうです。というよりも、なかよしのAちゃんができるなら、真似したい、
つまり、Aちゃんと同じお洋服着たい、というくらいの動機なのではないかと、想像するのですが、子供のモチベーションのシンプルさと、慣れの早さには、本当に脱帽でした。
今年の夏は、そんな訳でほとんど毎週子供とプールに行ったのですが、春までが嘘のように、野々は「水の子」になってしまいました。
水があるところでは、どこでも泳ぐ練習です。銭湯でも「あがるよー」というまでひたすら潜っています。
何だか、セミの声が少なくなってきましたが、今年の夏の我が家のメインイベントでした。
ちなみに、下の林太郎は、誰にあこがれるでもなく、最初から顔面でシャワーをうけて喜ぶ鈍い子供です。
(04.08.26 にしくぼ)
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