都市のカンサツ06   03.10.14

 
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まちがいことば

 

子供達は、耳で言葉を学習します。
その習得力といったらものすごいです。
あ、い、う、え、お、や文法、数字すら読めない段階で、耳から聞いた音を何度も繰り返し、使ってみて
覚えていくのです。当たり前の事ですが、その過程を目の当たりにすると、もう驚くばかりです。

ただし、すべて音で覚えるため、時には間違って覚えることもあります。
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長女、野々が言葉を覚え始めた頃、えんぴつを「えんぺけつ」と覚えてしまいました。

この響きの可愛いこと、可愛いこと。

うちの家族の悪い癖ですが、それを決して正そうとしません。

「あまりに可愛くて、正すのがもったいない。」

というのが、夫婦同意見で、僕らも「ののー、えんぺけつとってー」と直さないように注意します。

もうそろそろ、えんぴつが正しいのだ、と分かり始めてしまって残念ですが・・・・。

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次男の林太郎は、今まさに覚えた言葉を使いたい段階。

間違いだらけで、ベラベラしゃべり倒しています。

最近のヒットは、「ばっかりさー」です。

どうやら、本人は、「やっぱり」のつもりで使用しているラシイのですが。

「ばっかり、ごはんたべなーい」

「ばっかりさー、ねんねしなーい」

これも、出来るだけ放置しておこうと考えています。

次の一押しは、「まから」。

これは、「なかま」の事。

動物の本を読みながら、「ライオンはネコのなかま」とか「オオカミはイヌのなかま」とか
言ってたら使いだしたらしいです。

ちなみに、林太郎は「ゾウのマカラ」らしいです。なんのこっちゃ。

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こんな素敵な段階がすぐに終わってしまうのは、ホントにもったいないです。

できれば、成人するまでそのまま「ばっかりさー」でいって欲しいのですが。

ちなみにうさぎは、「びん」です。

 

では、またいつの日か。